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倒産・動向記事

2007/08/10 (金) 15:49:10
業 種タオル製造
商 号平成産業株式会社(旧・昭和産業)など8社
 <ヘイセイサンギヨウ>
企業コード740027607
所在地東京都
倒産態様破産手続き開始決定受ける
負債額負債119億円
「東京」 平成産業(株)(旧商号・昭和産業(株)、資本金6000万円、渋谷区幡ケ谷2−20−8、代表村上誠之助氏)などグループ会社8社は、7月30日に東京地裁へ自己破産を申請し、8月6日に破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は今朝丸一弁護士(東京都港区虎ノ門1−26−5、電話03−3580−1021)。

 平成産業(株)は、タオル製造を目的に1957年(昭和32年)11月愛媛県今治市で創業、60年(昭和35年)9月に昭和合繊織物(株)として法人改組し、71年に昭和産業(株)に商号変更した。

 その後は、同業者を吸収合併するほか、染色部門を分離して関連会社を次々と設立するなど業容を拡大。地元業界大手「昭和グループ」の中核企業として87年7月期には年売上高約105億8500万円(単体)をあげ、近年はバスタオル、フェイスタオルを主力に、タオルケットなどの寝具関連製品も手がけ、大手寝具メーカーを得意先として大半を東京方面に出荷していた。

 しかし、90年以降は取引先の倒産で断続的に大口焦げ付きが発生したほか、廉価輸入製品のシェア拡大が進んだことで得意先からの受注が伸び悩み2005年7月期の年売上高は約22億9400万円と低迷。この間、金融機関からの借り入れ負担、関係会社に対する多額の貸付金などの問題も抱え、資産売却など抜本的なグループ全体のリストラに着手。2006年4月には当社の事業を同年3月設立の(株)ショーワ(愛媛県西条市、代表村上慎一郎氏)へ譲渡し、当社は休眠状態になっていたほか、今年1月には関連会社2社〔愛媛織物(株)、今治インテリア織物(株)〕が特別清算開始決定を受けていた。さらに3月には今回の8社すべての商号を変更するとともに登記面住所を今治市から渋谷区内に移転し、破産に向けた準備を進めていた。

 負債は8社合計で約119億円が見込まれる。

【破産手続き開始決定を受けた旧・昭和産業のグループ7社】

◆左から「現商号<旧商号>、旧所在地、代表、業種」の順で表記

@ 平成染工(株)<昭和染工(株)>愛媛県今治市国分1−1−10、村上誠之助氏、タオル染晒加工 

A (有)模波<(有)パルフェモナミ>、愛媛県今治市本町7−4−31、同上、婦人服小売り 

B ホーセン(株)<北条染工(株)>、愛媛県今治市本町7−4−31、同上、タオル製品染色加工

C セイワ(株)<(株)誠和>、愛媛県今治市本町6−4−24、同上、不動産賃貸 

D 誠テクス(株)<マコトテックス(株)>、愛媛県今治市本町7−4−31、同上、タオル地卸売 

E イヨセン(株)<伊予染色(株)>、愛媛県今治市黄金町6−1−39、月原榮氏、クリーニング業

F サイジング(株)<愛媛サイジング(株)>、愛媛県今治市本町6−4−17、同上、タオル糊付加工 

※上記7社の登記面住所はすべて3月に東京都渋谷区へ移転している。

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