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倒産・動向記事

今年最大の大型倒産、元・東証マザーズ上場 2017/03/15 (水) 11:24:28
業 種半導体検査装置・測定装置開発
商 号株式会社レイテックス
 <レイテックス>
企業コード983688734
所在地東京都
倒産態様破産手続き開始決定受ける
負債額負債110億円
「東京」 (株)レイテックス(資本金10億7797万5000円、渋谷区神宮前3−2−17、代表井上正明氏)は、債権者から破産を申し立てられ、3月8日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は小林和則弁護士(千代田区内幸町2−2−2、内幸町法律事務所、電話03−6205−7697)。債権届け出期間は4月12日まで。

 当社は、1988年(昭和63年)7月の設立。当初は測定・検査装置メーカーと販売代理契約を結び、産業用電機機器の販売代理や輸入を手がけていたが、その後自社製品の開発に進出。近年はウェハーメーカー、デバイスメーカーなどを得意先に、半導体製造工程のうち前工程であるウェハー製造等で使用されるシリコンウェハー検査装置・測定装置の開発、設計、製造、販売を主に手がけ、2004年4月に東証マザーズへ上場を果たしていた。この間、国内外に事務所や現地法人を開設し、2008年5月期の年売上高はピークとなる約58億2500万円を計上していたものの、急激な景気後退にともなう需要縮小などから開発にともなう多額の有利子負債が重荷となっていた。

 その後も、自動車・電化製品等の需要低迷により連鎖的に半導体製造設備投資の凍結・延期が相次ぎ、2009年5月期の年売上高は約16億7900万円に急減。2011年3月には東証マザーズ市場を上場廃止となっていた。好不調の波が激しい業界環境も影響するなか、以降も営業段階から多額の赤字計上が続いていた。加えて、2015年5月期末時点で債務超過額は約109億円に達するなど、返済原資にも乏しく、資金面は事実上破綻状態に陥るなか、今回の事態となった。

 負債は金融債務を中心に約110億円。なお、負債額はパチンコホール経営の(株)ゲンダイ(約105億1600万円、1月民事再生法、岡山県)を上回り、今年最大の大型倒産となる。


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