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倒産・動向記事

代表交代直後から信用不安情報が頻発 2018/12/28 (金) 16:49:06
業 種建材卸
商 号和泉石灰建材株式会社
 <イズミセッカイケンザイ>
企業コード580030254
所在地大阪府
倒産態様民事再生法の適用を申請
負債額負債8億2800万円
「大阪」 和泉石灰建材(株)(資本金4500万円、堺市堺区海山町4−171−1、代表福田豊氏)は、12月28日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日監督命令を受けた。

 申請代理人は赫高規弁護士(大阪市中央区北浜2−5−23小寺プラザ12階、弁護士法人関西法律特許事務所、電話06−6231−3210)ほか2名。監督委員には大砂裕幸弁護士(大阪市中央区伏見町2−5−7岡田伏見町ビル5階、船場中央法律事務所、電話06−6228−0088)が選任されている。

 当社は、1948年(昭和23年)6月に設立した建設資材卸業者。エクステリア商品および住宅設備機器、建築資材の販売を主体として、一部いぐさの染土加工も手掛けていた。フェンスや門扉を中心に、カーポート、バルコニー、テラスなどのエクステリア商品、システムキッチンやシステムバス、洗面化粧台、オール電化製品などの住宅設備機器を幅広く取り扱っていた。左官用建材では近畿トップクラスの取り扱いを誇り、70年の業歴のもと、地元南大阪地域の建材業者を中心に営業基盤を確立、91年11月期には年売上高約27億1800万円を計上していた。

 しかし、近時は南大阪地区の新築戸建て着工件数の減少など市況悪化が進むほか、大手業者の直接販売強化や同業者との競合などにより価格競争が激化したことで売り上げは漸減し、2017年11月期の年売上高は約13億9900万円までダウン、収益面も低調に推移していた。そのようななか、2018年8月には(株)イズミプロセス(資本金1000万円、静岡県静岡市清水区伊佐布1546−9、同代表)が株式の大半を取得し、現代表が代表に就任すると経営体制は激変。同社グループ会社とのシナジー効果を目指した経営に移行したものの、代表交代からわずか1カ月後の9月には金融債務返済や取引先への支払いが滞り、代表自宅には複数の金融機関から仮差押え登記をされる事態が発生。11月には私的整理を目指して金融機関と協議を重ね事業を大幅に縮小させていたが、ここに来て一転、民事再生法の適用を申請することとなった。

 申請時点での負債は約8億2800万円。

 なお、イズミプロセスグループ各社は法的整理を行っていない。


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